【違いを解説】Apple IntelligenceのChatGPTとOpenAI公式のChatGPT、どう使い分ける?

こんにちは。Alicefactoryの上田です。
2024年、Appleはついに「Apple Intelligence」と呼ばれる独自のAI機能を発表しました。そしてその中に、なんとChatGPT(OpenAI)との連携も含まれています。
「え?SiriとChatGPTがつながるの?」と驚いた人も多いはず。
そして2025年4月1日、AppleはついにApple Intelligenceの日本語対応を正式にスタートしました!
これにより、iPhoneやMacのSiri、メモ、メールなどから日本語でChatGPTを活用できるようになります。
「AIに日本語で自然に話せるようになった!」
「iPhoneが一気に賢くなった感じ!」
そんな声がネットでも話題になっています。
でもここで気になるのが、
- iPhoneやMacに統合されるApple版ChatGPTと、私たちがこれまで使ってきたOpenAI公式のChatGPTには、どんな違いがあるの?
- 「Apple IntelligenceのChatGPT」と「OpenAI公式のChatGPT」ってどう違うの?どう使い分けるの?
という点。
この記事では、日本語対応という最新情報を踏まえて、それぞれの特徴や違い、そして実際の使い分け方まで、わかりやすく解説していきます!
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Apple IntelligenceのChatGPTとは?
Apple Intelligenceに搭載されたChatGPTは、iOSやmacOSに統合されたAIアシスタントです。
ついに今日から日本語でもスムーズに利用できるようになりました!これは、従来のSiriの延長というよりは、AIアシスタントとしての大幅な進化といえるでしょう。
たとえば:
- Siriに「ChatGPTに聞いて」と話しかければ、ChatGPTが登場
- メモやメールアプリで、文章の要約や改善をしてくれる
- Safariで見ている記事を、AIが一瞬で日本語要約
Apple製品とネイティブ連携しているので、わざわざアプリを開かなくても、自然な流れでAIを活用できます。
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一方で、OpenAI公式のChatGPTはどうなのか?
こちらはよりパワフルで、画像認識・音声・プログラミング・データ解析など幅広いタスクに対応しているのが大きな特徴です。
つまり、同じ「ChatGPT」でも、Apple版とOpenAI版では使える範囲がかなり違うんです。
OpenAIのChatGPTは、これまで通り専用アプリやWeb版で利用できます。
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Apple Intelligence版とOpenAI公式版の主な違いまとめ?
比較項目 | Apple Intelligence内のChatGPT | OpenAI公式のChatGPT |
---|---|---|
対応言語 | 日本語対応(2025.4.1リリース!) | すでに日本語対応済 |
特徴 | Apple製品に統合・自然な操作性 | 機能・プロ向け機能豊富 |
使い方 | SiriやApple純正アプリ内から呼び出し | 専用アプリやWebで直接使う |
機能範囲 | 質問応答・文章生成・要約など中心 | プログラミング、画像解析、カスタムGPTなど高度な機能あり |
システム統合 | iPhone・iPad・Macとネイティブ連携 | システムとの連携はなし |
プライバシー保護 | デバイス上処理 + AppleのPrivate Cloud Compute | OpenAIのクラウド上で処理 |
カスタマイズ性 | なし(今のところ) | GPTsや拡張機能で自由に拡張可能 |
拡張性 | 現時点では制限あり | カスタムGPT、ファイル分析など自由度大 |
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こんなとき、どっちを使う?
では、実際にどんなシーンで使い分けるとよいのか、具体的に見てみましょう。
【Apple Intelligenceで使うのがおすすめな場面】
- 「今日の天気は?」や「おすすめレシピは?」など、Siriからちょっとした質問をしたいとき
- メモやメールの下書きを手伝ってもらいたいとき
- Safariの長文ページを要約してほしいとき
- 日常の中で“すぐにAIを使いたい”とき
とにかく日常の中で「ちょっと聞きたい・頼みたい」をサクッと済ませたいときに最適!
スピード重視で、Apple製品内ですぐ使えるのが魅力!
【OpenAI ChatGPTを使うのがおすすめな場面】
- 写真をアップして解析・説明してほしいとき
- プログラミングのコードを書いてもらいたいとき
- カスタムGPT(営業向け、勉強向けなど)を使いたいとき
- 複雑なタスク(表の作成、ストーリー生成、データ処理など)を頼みたいとき
より深く・広く使いたい人は、断然こちらです!
まとめ
Apple × ChatGPTはライトユーザー向け、OpenAIはプロ向け?
これまで「Siriはちょっと物足りない…」と感じていた人も、今日からは一気に使い勝手が変わるかもしれません。
一方で、OpenAI公式のChatGPTは、より多機能で自由度が高く、本格的にAIを使いたい人や、より自由度の高い体験がしたい場合は、やはりOpenAI公式のChatGPTが頼りになります。
両者の強みを理解して、シーンに応じた使い分けをしていくことで、あなたのAIライフはもっとスマートに、もっと豊かになるはずです!
おまけ:両方使って損なし!
実は、Apple Intelligenceを通してChatGPTを使うとき、OpenAIのアカウントを連携させることも可能です(しかもGPT-4も使える)。
つまり、「Appleの使いやすさ × OpenAIの頭脳」を両方活用できる時代に突入しているんです。
日常のちょっとした場面ではApple Intelligence、仕事や学習ではOpenAI版を使いこなして、AIの恩恵を最大限に受けていきましょう!
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